イヤな顔

いくらとりつくろっても“イヤな顔”だけは隠せない!?


 嫌いな人や、苦手に思っている人にはできれば会いたくないものですが、どうしても会わなければならないときがあります。普通ならば、嫌悪感を表情に出すことはしないでしょう。まして仕事上で関わりのある人ならばなおさらです。イヤだなと思っても、ニコニコと笑顔をつくるのが社会のルールです。

 しかし、じつは嫌いな人に会ったとき、まったくイヤな表情をしないでいるというのは、感情のある人間にはできないということがわかっています。

 嫌いな人に会ったときの人の表情を連続写真で撮影してみると、イヤな人に会ったときは一瞬イヤな表情をするものなのです。しかし、それはあくまで一瞬です。人はすぐに表情を変えますから、そのときのイヤな顔を五分の二秒以内に変えれば、相手にはわかりません。

 というのは、相手の顔を見てとるのに五分の二秒以上かかるのです。ですから、それ以上イヤな顔をしつづければ相手にそれが伝わるということなのです。自分では隠しているつもりでも、バレていることも往々にしてあるのです。

 これは一瞬のノンバーバル・コミュニケーションですから、意識的にコントロールできるものではないのです。



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